特集 患者の死後,看護婦は……
家族の思い
感謝の気持ちを握手に込めて
吉田 陽子
pp.987-988
発行日 1990年10月1日
Published Date 1990/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900234
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死の恐怖と闘った父
「延命策は一切してくれるな.痛い時は痛くないように,苦しい時は苦しくないように,それによって命が縮まってもかまわない」
このように主治医や私たちに言い続けた父は,最期は父の思い通りに,苦しむことなく,眠ったまま肺癌による肺炎により,70歳の生涯を閉じました.
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