連載 忍冬のように[私が生きているということ]・3
新米看護婦の日々
水上 學
1
1七里病院
pp.602-605
発行日 1990年6月1日
Published Date 1990/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900152
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17歳.私はリヤカーにわずかな衣類と身の回り品を入れた柳行李,寝具一式を詰めた色あせたえんじの布団袋を積んで,看護学院時代の清明寮から10分位離れた職員専用の巴寮に居を移しました.私が同級生32名とともに社会人としてのスタートラインに立ったのは,母校の結核病棟でした.
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