連載 こんな方法もあるかもしれない―介護発、武術経由の身体論・25
あらためて「古武術介護」を考える
岡田 慎一郎
Shinichirou Okada
pp.76-81
発行日 2010年1月1日
Published Date 2010/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101566
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最近、講習・講演会で「古武術介護を看護研究に取り上げたいのですが」と声をかけられることが増えました。本誌7月号特集「古武術介護にできること」や7月に刊行した書籍『DVD+BOOK 古武術介護実践編』のなかで、現場実践に活用されていることが紹介されたのも、研究対象としての関心が高まってきた一因かと感じています。
しかし、よくお話をよくうかがってみると、やや誤解されて広まってしまっている面もあると感じるケースも多いのが現状です。これも「古武術介護」というインパクトあるネーミングのためかもしれません。今回は原点に立ち返り、私の提案している「古武術介護」の発想と本質を考えてみたいと思います。
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