連載 見逃さない!予測できる!高齢者のリスクアセスメントと急変対応・9【最終回】
入院させてもらえませんか?
岩田 充永
1
1名古屋掖済会病院救命救急センター
pp.76-80
発行日 2009年12月1日
Published Date 2009/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101550
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症例 Aさん(87歳、男性)
Aさんが家族(息子夫婦)に連れられて救急外来を受診しました。主訴は「元気がない」ということだったのですが、バイタルサインは異常なく顔色もよさそうで、本人は「いつもと調子は変わりない」と言います。ご家族に話を聞くと「もう家では介護ができないので何とか入院させてください」と言われました。
課題1 入院を希望するこのような症例では、どういった評価が必要でしょうか?
課題2 入院の希望に沿えない場合は、どのようなアドバイスをするのが適切ですか?
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