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編集後記
鳥居
,
吉田
pp.98
発行日 2009年8月1日
Published Date 2009/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101502
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●最近読んだ本に、「企業コンサルタントは、クライアントの会社の「強み」に注目しなければならない」ということが書かれていました。悩みを抱え、コンサルタントに助言を求める会社の多くは、自身の「弱み」については(十分過ぎるくらいに)理解しています。そのことを誰よりもよくわかっているからこそ、弱気になり、前向きになれない。優秀なコンサルタントは、クライアントが自覚していない「強み」に注意を促し、それを武器に戦う方法を助言します。弱みをカバーしようとするよりも、強みを有効活用していくほうが実際のコンサルタント現場では有効である。これって、医療・看護でいえば、エンパワーメントやストレングスモデルそのものですよね。これらはおそらく、個人であっても、集団であっても、有効なモデルだということでしょう。私たちも雑誌の強み、『看護学雑誌』の強みに着目した雑誌作りをしていきたいと思います。【鳥居】
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