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編集後記
吉田
,
鳥居
pp.96
発行日 2009年6月1日
Published Date 2009/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101469
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●以前、販売部で四国地方を担当していました。最初は、各地域の方言がわからず、何度も聞き直していました。私の各県の方言に対する印象をあげると、徳島は標準語に近いように聞こえますが、イントネーションが微妙に違います。香川は、本州とつながっていることもあってか関西弁に近いです。愛媛は、関西弁よりもチャーミングな印象をもちました(微妙な違いなんです)。高知県は、濁音が多く、慣れるまでは外国語が混ざっているように聞こえました。また、相手がふつうに話しているだけなのに、怒られているような気分になることもありました。逆に怒られていることに気づかず、さらに怒られたこともありました。しかし、問題は、方言や言葉ではなく、相手を理解しようとする姿勢にあったようです。今号の作業をしていて、そんなことを思い起こしました。 【吉田】
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