懸賞論文受賞作 クレーマーを“つくらない”患者対応の極意
大賞
まずは「そんなことがあったんですかモード」から
坂口 寿賀
1
1公立穴水総合病院
pp.402-404
発行日 2008年5月1日
Published Date 2008/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101253
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選評
今回の懸賞論文に応募されたたくさんの投稿のなかで,非常に多かったのが,「クレーム対応」について論じたものでした.そのなかで,本論は「クレーム以前」にしっかりと焦点があてられていました.「クレームの芽」を発見する3つのアンテナ,主治医に言いつけてはいけない,検温時の“そんなことがあったんですかモード”,看護師側の事情は患者にとっては「そんなの関係ね~」など,臨床現場の看護師にしか書けない極意が,軽快な筆致で描き出されています.
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