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編集後記
鳥居
,
大野
,
林田
pp.768
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101110
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●今月号は理論的な特集でした.難しい話,ピンとこない話もあったかもしれません.趣味で楽器をやっている私は,昔からいろんな音楽理論書を買いました.10冊,20冊と読んで至った結論は「理論は役に立つけど,結局やらなきゃうまくならないよね」ということ.これは,多くの看護師さんの実感とも近いんじゃないかと思います.でも,そうはいっても理論がすごく役に立つこともある.また,理論が役に立つかどうかは,その人がどういう立場・状況に置かれているかによって180度変わってしまうことでもある.結局,理論というのは「いいとこどり」をしていくしかないということなんでしょうけれど,構造構成主義はその「いいとこどり」を基礎付ける理論とのこと.「わかりあえないからこそ,わかりあうために努力するんでしょ?」という養老先生の言葉どおり,我々は言葉(理論)から離れて生きることはできないのかもしれません.【鳥居】
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