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編集後記
鶴淵
,
大野
,
小田嶋
pp.94
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101006
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●2007年を皮切りに,団塊の世代が続々と定年退職を迎えるという“2007年問題”.労働力不足や豊かな経験に裏打ちされた知恵・技術の断絶が懸念されるといい,不安を覚えます.これまでのお仕事に心からの敬意をはらい,バトンを受け取らなければと思う一方,60歳という年齢での完全な引退を惜しまずにはいられません.スポーツクラブなどでは若者顔負けで体を動かす方も見かけますよね.ナースの場合はどうでしょう.力仕事もこなす仕事柄,体を痛めて続けたくても続けられない,という声も聞きます.でも,徐々にナースの負担を減らせる身体の技・道具の開発もされつつあります.経験も大切な要素となる看護.長く続けやすい仕事になればいいな,と思います.【鶴淵】
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