連載 とらうべ
たとえ親の顔を知らなくとも—ルーマニアでエイズと闘う子供たち
浅井 淳子
pp.923
発行日 1998年11月25日
Published Date 1998/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903445
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ヨーロッパの東,ルーマニアではたくさんの子供たちがエイズと闘っている,親の顔も知らず,赤ん坊の時から病院で育った孤児たち.その数は4,000人(死亡者を含む)を越え,ヨーロッパ幼児エイズの半分に匹敵する.
どうしてルーマニアの子供たちだけに,HIVが広まってしまったのか.本来元気に成長しているはずの彼らがこんなに苦しめられるのは,1人の独裁者が原因である.
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