特集 第24回ICM(国際助産婦連盟)オスロ大会
日本人参加者感想記
手をつなぐ世界の助産婦たち
野口 眞弓
1
1長野県看護大学
pp.767-770
発行日 1996年9月25日
Published Date 1996/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903423
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1996年5月26日から31日までノルウェーの首都オスロで開催された第24回ICM大会に参加してきました。私にとってはICM大会への参加は初めてであり,大会とポストコングレスツアーの13日間は,英語の不自由な身にはまさにサバイバルゲームでした。でも,英語,ノルウェー語,ドイツ語など,わからない言葉が飛び交う中にいても,不思議なことに私は幸福感を味わっていました。それは,大会に参加している助産婦たちに強い仲間意識を感じていたからだと思います。ICMオスロ大会では,各国の助産婦の本当に強い仲間意識を感じ,勇気づけられ,大袈裟ですが助産婦になってよかったと素直に感じました。
今回の報告では,私が感じた各国助産婦の仲間意識を少しでもお伝えできればと思っています。ICMオスロ大会,ポストコングレスツアーでの思い出深い出来事を順にご紹介します。
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