特集 第24回ICM(国際助産婦連盟)オスロ大会
日本人参加者感想記
多くの刺激を受けて,母子の専門職であることを再認識
小野 紀子
1
1愛育病院産科
pp.771-774
発行日 1996年9月25日
Published Date 1996/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903424
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第24回ICM大会は私にとって初めての国際大会であった。それも,遠くノルウェーの首都オスロで開催された大会であった。ICM大会の概要については,それまで神戸大会のVTRやカナダ大会の写真,集録等から情報を得ていたが,百聞は一見にしかず,実際参加したことによって,自分の仕事に「世界観」を導入することができるようになったのは大きな収穫だった。
ヨーロッパでも,北欧は初めてで,実はICM大会参加への期待よりも,北欧への旅という気持ちが先行していたのが正直なところだった。しかし,東京都助産婦職能委員会で調査し,ポスターセッション発表のためにまとめた「日本における男性助産士導入」の共同研究者として参加するという役割もあった。
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.