特別記事
【新春対談】少子化社会を拓くもの―「受け止められ」体験をどうつくるか
芹沢 俊介
,
三砂 ちづる
2
2国立保健医療科学院疫学部
pp.35-41
発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100339
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少子化が進んでいます.「健やか親子21」が打ち出され,「少子化社会対策基本法」も施行されましたが,さて,私たちはこれで本当に,産む人の心に沿い,生まれる人を大切にできる社会をつくっていかれるのでしょうか.日本の社会を見ると,母と子にかかわるところの閉塞状況が,広がっているようにさえ見えます.
『母という暴力』(春秋社),『「新しい家族」のつくりかた』(晶文社)などの著者・芹沢俊介氏(評論家)と,出産状況とその後の母子の健康等について研究している三砂ちづる氏(国立保健医療科学院疫学部)が,少子化社会を拓いていくための本質に迫りました.
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