特集 周産期の記録
亀田総合病院産科病棟における看護記録の実際
原 洋子
1
,
関 純枝
1
1亀田総合病院産科病棟
pp.1052-1060
発行日 2001年12月25日
Published Date 2001/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902779
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はじめに
当院は,電子カルテの開発過程にあるが,看護部門もオリジナルソフト「看護支援システム」を開発し使用している。このシステムは病棟単位の試用期間を経て,2000年3月より全病棟で本格的にスタートした。
アセスメントデータベース,経時ケア記録(体温表含む),看護診断は電子化されている。病棟差をなくすため委員会活動にて記録の基準化・看護診断の浸透など,看護記録の充実に取り組んでいる。産科病棟においては,分娩経過図記録(パルトグラム),分娩台帳など一部の記録が電子化されていない。各々の記録には改善しなければならない点も多々あり,未だ検討の途上である。
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