特集 周産期のアロマセラピー
[座談会]周産期にアロマセラピーを用いるということ
中根 直子
1
,
東野 利夫
2
,
鮫島 浩二
3
,
川端 一永
4
1日本赤十字社医療センター
2東野産婦人科医院
3中山産婦人科クリニック
4カワバタクリニック
pp.95-101
発行日 1999年2月25日
Published Date 1999/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902103
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中根 本日はアロマセラピーを実践なさっておられる先生方に,周産期における効用や,どうすれば助産婦が活用できるのか等,いろいろとお教えいただきたいと思います。先生方は,今回の特集にもご論文を執筆していらっしゃるということで,この場ではアロマセラピーへの誘いといったようなお話になればと思います。
ところで,わたしは10年ほど前に助産院で働いていましたが,その助産院では鍼灸師さんがアロマセラピーも行なっていました。例えば,出産後の会陰浮腫を軽減するためにアロマを用いたりしていて,確かに効果がありました。また,とても香りが良くて「こういうのもいいかな」と思っていました。
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