特別記事
—緊急報告—平成9年助産婦教育課程,新カリキュラムに変更—中間報告書助産婦関連部分抜粋
厚生省/看護職員の養成に関するカリキュラム等改善検討会
pp.386-395
発行日 1996年5月25日
Published Date 1996/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901471
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私も委員の一人として参加している厚生省看護職員の養成に関するカリキュラム等改善検討会」は平成6年12月の「少子・高齢社会看護問題検討委員会報告書」を受け,平成7年6月から平成8年3月まで9回の会合を行ない,このたび新しいカリキュラムを発表しました。この検討会は医療関係者審議会の保健婦助産婦看護婦部会の下に設置されており,了承を得たのち新カリキュラムは同部会の意見として具申され,4月1日に公表の運びとなったものです。
この検討会の第一の目的は変化する社会と多様化・高度化する医療や看護サービスに対応できる質の高い看護職員の資質の向上に向けたカリキュラムを作成することにありました。ただし,助産婦課程においては現状のほとんどの養成校が1年課程であり,6か月の教育期間の見直しのないままの検討では真の質の向上をめざすには困難さがつきまといました。
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