研究・調査・報告
現代の母親への援助を考える—高度経済成長時代に生まれた褥婦の面接をとおして
田中 由紀子
1
,
黒岩 加津子
1
,
大山 うめ香
1
,
安藤 京子
1
,
吉川 シゲ
1
1東京逓信病院3階西病棟
pp.242-247
発行日 1992年3月25日
Published Date 1992/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900531
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
社会構造の変化にともなって,母子を取り巻く環境は近年,大きく変貌を遂げている。
一生に1度か2度しかないお産であることから,「良いお産をしたい」「良い子どもを育てたい」という母親の願望は強い。一方,子どもの虐待など「親になれない」親の問題も報告されている。
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.