クローズ・アップ
エストニアで、自然出産会議を開いたフィンランド人 リーナ・バルバンヌさん
きくち さかえ
pp.1045
発行日 1991年12月25日
Published Date 1991/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900461
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この秋,ソ連から念願の独立を果たしたエストニア.その首都タリンで,今年3月,西側の専門家による自然出産会議が開催された.主催したのは,フィンランドとエストニアの助産婦や医師たち.元フィンランド助産婦協会会長のリーナ・バルバンヌさんは,その中心的人物である.
フィンランドとエストニアは,バルト海を挟んだ隣国で,船の定期便もあるほど交流は盛んに行なわれている.昨年,エストニアの産科医がヘルシンキを訪れたとき,バルバンヌさんらが自然出産の国際会議を開こうと計画していることを知り,タリンでも開催できないかと提案したことから,ヘルシンキ,タリン合同の会議が開かれることになった.
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