特集 草加市立病院のいきいき助産婦活動
[座談会]ここまでできます,助産婦活動
関矢 仲江
1
,
相島 初江
1
,
渡辺 槇子
1
,
山崎 いつ子
1
,
武井 恒代
1
1草加市立病院
pp.808-815
発行日 1991年9月25日
Published Date 1991/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900411
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婦長とともに走りつづけてきた
本誌 本号では「助産婦」として働いている皆様の活動ぶりを紹介していますが,このような働き方をなされるようになった経過と日々考えていることを,ナマの声でお聞きしたいと思います。婦長の関矢さんからこの改革運動に乗り出した経緯を,全国の方に少しご説明くださいますか。
関矢 私は昭和50年から草加市立病院で働くようになりましたが,面接に来てみたら病院は汚いし,働いている人たちが温室の中でのほほんとしているような感じで,意欲が感じられなかった。ちょっと私はここでは勤まらないなあ,どうしようかなと,家に帰って1日よく考えたんですよね。それで,ああいうところで働いて改革するのもやりがいのあることじゃないかなと,考えを変えたんですね。
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