特集 世界の助産婦と母子保健
MESSAGE—第22回ICM学術大会
神戸から開かれる新しい道
前原 澄子
1
1ICM学術大会
pp.344-345
発行日 1990年5月25日
Published Date 1990/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900077
- 有料閲覧
- 文献概要
1984年オーストラリアのシドニーで開催された,第20回ICM大会において第22回大会の日本への誘致に成功したことが昨日のように思い出されますが,もう大会まで残すところ150日余りになりました。助産婦の熱意と多くの方々のご尽力で長い年月をかけて実現した本大会をぜひ成功させねはなりません。
今,わが国の助産婦は多くの決断をせまられています。私は現在を生きる助産婦の一人として,先達が築いてくださった道を絶やすことなく,その道をより肥やし後輩へ引き継ぐことが責務と考えています。そのために,本大会の果たす意義は大きく,これを機に助産婦が大きく飛躍できればと念じています。
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.