特集 出産の新潮流と助産婦
座談会
自分自身を理解して,感受性を高めよう—『きめこまやかな助産婦のしごと』をめぐって
菅沼 ひろ子
1
,
青野 敏博
2
,
九島 璋二
3
,
杉山 富士子
4
1聖母病院分娩室
2徳島大学医学部産科婦人科学教室
3九島医院
4黄助産院
pp.651-658
発行日 1989年8月25日
Published Date 1989/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207672
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菅沼 本日は,最近出版されました『きめこまやかな助産婦のしごと』(メディカ出版)という本の主張するところ──一言でいえば助産婦よ,自分と自分の仕事を愛しなさいということを言っているのですが,この温かなメッセージをどう受けとめるか,監修者で産婦人科医の青野先生,助産婦の杉山さん,産婦人科医の九島先生とディスカッションしていきたいと思います。
著者のキャロリン・フリントさんはロンドンで活躍中の助産婦であり,「助産婦雑誌」の42巻7号のインタビュー記事などで日本でも徐々に知られるようになってきています。
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