特集 帝玉切開--最近の動向
帝王切開術後看護指針—全国アンケート結果から
佐藤 貞子
1
,
渡辺 裕美
1
,
西條 とも子
1
,
門谷 由紀
1
,
高森 志津江
1
,
遠藤 信子
1
1東北大学医学部附属病院産婦人科病棟
pp.461-466
発行日 1988年6月25日
Published Date 1988/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207397
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年の周産期医学の進歩にともない,帝王切開術の頻度は高くなってきている。そしてその適応として,従来の母児救命を目的とした緊急帝王切開術に加えて,より健康レベルの高い時期に児を出生させようとする予防的計画的帝王切開術も増えている。
一方,帝王切開術は,母体にとって外科的侵襲が加わるだけでなく,母児相互作用の過程にも問題が生じやすいなど,身体的精神的にも大きな影響を与えることは見逃がせない。
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.