ペリネータルパソコン入門・12(最終回)
パソコン入門法
山田 恒夫
1
1財団法人・医療情報システム開発センター研究開発部
pp.262-263
発行日 1988年3月25日
Published Date 1988/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207347
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はじめに
これまで11回にわたり,パソコンの基本的事項をご理解いただくために,BASICの基礎,簡易言語の医療応用,パソコン通信やデータベースへのアクセスなどについて述べてきた。
BASICはBeginners All-purpose Symbolic Instruction Codeの頭文字をとったものであり,その名のとおり,初心者でも容易に理解し,使用することができるコンピュータ言語である。現在市販されているパソコンの多くは,電源スイッチを入れるだけでBASICが使用できるか,BASICが標準として準備されている。このBASICの基礎的コマンド(命令語)を習得して分娩予定日の計算が行なえる程度のプログラムが組めるようになると何かと便利である。また,プログラムを組むほどにはならないまでも,BASICのいくつかのコマンドを理解することは,簡易言語を利用する際の使用法習得にも大変役に立つ。
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