連載 ペリネータルパソコン入門・1【新連載】
医療におけるパソコン利用の現状
山田 恒夫
1
1財団法人・医療情報システム開発センター研究開発部
pp.356-357
発行日 1987年4月25日
Published Date 1987/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207120
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パソコンとは
世の中は「読み,書き,そろばん」から,「読み,書き,パソコン」へと変貌しつつあり,医療分野においても医療機関の管理業務のみならず,診療に関するところにまでパソコンが利用され始めている。現在,数十万円で購入できるパソコンでも,十年前に数千万円もしたコンピュータよりも性能が優れている。これからは,医療分野でもこの比較的安価で高性能な道具を,コピーや電卓などと同様にうまく使いこなしていきたいものである。
パソコンは正にコンピュータの規模を小さくしたものであり,いわゆるコンピュータの5大機能を備えているといえる。5大機能とは,入力,出力,演算,記憶,そして制御である。
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