連載 ペリネータルパソコン入門・4
パソコンによるデータベース(その1)
山田 恒夫
1
1財団法人・医療情報システム開発センター研究開発部
pp.624-625
発行日 1987年7月25日
Published Date 1987/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207185
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医療におけるデータベースの利用
医療の分野においては,様々なデータが保管・利用されている。たとえば,病院管理面では,患者の住所や電話番号などの患者基本情報,ベッド管理情報,医薬品在庫管理情報など,病院経営に必要な情報があり,診療面では検査結果や治療の記録,手術台帳,退院時サマリーなどがある。
従来は紙と鉛筆で行なっていたこれらのデータ管理を,コンピュータの導入により素早く必要情報を引き出せるようになるとともに,複雑な処理も容易に行なえるようになってきた。特に,近年のパソコンの性能向上は簡易言語の高機能化をもたらし,プログラムを自作することなく,パソコンでデータベースを活用する道が開けてきた。
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