クローズアップ
娘と一緒にがんばります,助産婦学校新入生 山本年映さん
本誌
,
八木 保
pp.275
発行日 1987年4月25日
Published Date 1987/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207103
- 有料閲覧
- 文献概要
春4月.今年も,助産婦をこころざす1,500人の新助産婦学生が誕生する.そのほとんどの人のバックボーンには,看護学校時代の母性看護実習において味わった,生命誕生の感激がある.
神奈川県衛生看護専門学校助産婦科へ入学の決まった山本年映さんもその一人だ.小学校の卒業記念文集に「将来は看護婦になりたい」と書き,その早熟な意志表明どおりに看護の道へ.そして初めての出産の場面で一とおりでない感激を体験した.いつかは助産婦にの希望を胸に秘めた.やがて,自身が結婚,出産.娘の渚ちゃんを妊娠中に,子どもと共に成長したい,自分を高めたいと念願,助産婦の道へ進むことを決意.5年の内科系看護の体験をとおして培った,全人的にケアを行なう意識は助産婦になっても大いに発揮されることと期待する.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.