特別企画 積極的な妊婦管理と自然分娩=Part・Ⅰ
連載
とらうべ
助産婦さん,がんばれ!!
長橋 千代
pp.215
発行日 1979年4月25日
Published Date 1979/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205525
- 有料閲覧
- 文献概要
昔の分娩室はいきいきとしていた。助産婦のはげましの声,産婦のいきみや,時にはうめきも,苦痛の声も聞えた。そして,やがて「オギャアー」とうぶ声。分娩室は一瞬にして輝く。産婦は助産婦の祝福の言葉にほほえむ。このすばらしいよろこびは,麻酔分娩では得られないのではないだろうか。
昔のお産は,産婦を主役とすれば,助産婦は準主役で,医師は正常産では脇役だった。
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.