連載 助産婦職能の変遷を探る・21
マチソン氏の助産婦教育の評価
大林 道子
1
1東京女子大学短期大学部講師
pp.158-163
発行日 1987年2月25日
Published Date 1987/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207077
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前2回に述べてきたように,敗戦後の母子衛生の実践にとつて,また助産婦存続の転機に逸することのできないマチソン氏は,助産のあり方,助産婦養成に一定の成果を残して1949年6月,横浜港から帰国の途についた。
マチソン氏離日の翌月,7月に「保健と助産」誌は,「マチソン女史記念号」を組み,全巻,マチソン氏を偲ぶ言葉で埋め,翌8月号もそれを続けている。記念号の表紙には,マチソン氏の振袖姿の全身写真が載せられている。
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