産科内分泌学入門・14
最近の妊娠中毒症の治療法
安水 洸彦
1
,
加藤 順三
1
1山梨医科大学産婦人科
pp.441-445
発行日 1984年5月25日
Published Date 1984/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206456
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先月号では妊娠中毒症の病態生理を内分泌学的側面から概説した。妊娠中毒症という疾病に対する考え方が,近年,大きく様変わりしていることがご理解いただけたと思う。
さて,病態生理が解明されるにしたがい,治療法も変化していくのが臨床医学の常である。今回は少し内分泌学から離れ,妊娠中毒症の薬物療法を中心に,最近提起されているいくつかの問題について雑談的に話してみたい。
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