特集 周産期医療の現状と課題
周産期医学の発展と将来の展望
島田 信宏
1
1北里大学医学部産婦人科
pp.364-371
発行日 1980年6月25日
Published Date 1980/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205712
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今年は1980年,私達の耳に「周産期医学」perinatal medicineということばが入ってきてから5〜6年がすぎようとしている。この間における周産期医学の発展は,本当に驚くほどのスピードで進んでいった。そこで,その発展のあとをたどりながら,日本での受け入れられ方,診療体系との問題点,母性看護との接点などの話題を考えてみるのも,将来のために,とても参考になるのではないかと思い,考えつくままの私の見解を述べることにした。
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