特集 母と子のきずな
乳児期初期の凝視と微笑—初期経験の発達的意義
小嶋 謙四郎
1
1早稲田大学文学部心理学
pp.546-549
発行日 1978年9月25日
Published Date 1978/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205427
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.はじめに
生後1年間は,乳児の発達にとって,きわめて重要な時期である。
一般に人間は,社会から孤立して生存することはむずかしい。社会集団のメンバーに参加することによって生活を維持し,さらに,自己実現の営みを持続することができる。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.