インターホン
2年めにして思うこと
藤原 洋子
1
1兵庫・神崎町病院
pp.793
発行日 1977年12月25日
Published Date 1977/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205314
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助産婦として,1年め,学生時代に学んだ事を生かそうと心に誓い,妊産褥婦が満足・安心して家庭内にもどれるようにしよう!と無我夢中に過ごした。ところが2年め,だんだんと仕事にも馴れてくると今までの意欲はどこへやら……。この頃では看護の基本さえ忘れかけようとしていたのでは,と反省する。
全く違う人間と接し,また,毎日毎日に変化があるにもかかわらず,その変化に気づかず,マンネリ化してしまい仕事がつまらない,何か刺激があれば,と何とも大それたことを考えながら仕事をしていた日々。はっと我にかえった時恐しささえ感じる。
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