南国の空の下，母子保健の推進に集う—昭和52年母子保健家族計画全国大会に出席して

　東京から約2時間。深夜勤務を終えたばかりの眠い目で，目下話題の芥川賞作家・池田満寿夫を読んでるうちにもう徳島着。市内までのバス車中，そして街角で耳にしたふるさとの訛が懐かしいやら，何ともいえない安堵をおぼえるやらの徳島でもありました。昭和52年母子保健家族計画全国大会は，7月19・20日の両日〈子らの夢育てる母に生きがいを〉のメインテーマを掲げ，この地で開催されました。

　助産婦，保健婦，行政担当者，主婦等の参加が目につきました。しかしこの大会の特徴なのでしょうか，施設勤務助産婦の出席は少なかったようです。私自身も今年が初めての出席でしたが。