トピックス
卒後研修について交わされた活発な議論—昭和52年度日本看護協会助産婦部会総会を終わって
勝島 喜美
1
1日本看護協会助産婦部会
pp.585-587
発行日 1977年9月25日
Published Date 1977/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205271
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日本看護協会は今年度総会において,創立30周年式典を行なった。当部会としては,昭和30年に大多数が協会並びに国際看護婦協会を離脱して以後,いわゆる助産婦部会の再編成といって,少数助産婦会員で奮闘してきた歴史が鮮やかで,実感はまだ20年といったところである。現在は14支部,会員数7,500名で,就業助産婦26,742(昭和50年末現在)の中の,7,500名である。
昭和51年度は本協会も部会も,第16回国際看護婦協会東京大会の開催に非常な力をそそいで成功させた。また数年来協会組織の検討を行なってきており,定款(協会)規則(部会)は,必要緊急のものは改正を行ない,大勢に関係のない部分はそのままにおいて,真の意味での看護専門団体としてのありかたを目ざして,少しずつ試行しつつある。協会並びに部会費は長い経験をとおして考察すると,3年おきに値上げしなければならない状況になっている。ちなみに当部会費は51年度に値上げをしている。最近の諸物価の高騰,53年度に開催される国際助産婦連盟大会参加にともなう資料代その他など,年度内に賄うことができない経費は,今年度から余裕を持たせなければならないことなどを念頭において部会総会に臨んだ。
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.