施設レポート・5
最新MEの導入と,母児同室制—近畿大学医学部付属病院分娩育児部の助産婦たち
小野 嘉久子
1
1近畿大学医学部付属病院分娩育児部
pp.580-584
発行日 1977年9月25日
Published Date 1977/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205270
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1.はじめに
昭和49年4月,近畿大学に医学部が開設され,翌年5月に近畿大学医学部付属病院は開院した。大阪の南,難波より南海高野線で30分,金剛駅で下車,バス10分で正面に見えてくるレンガ色の瀟酒な建物が病院である。
自然の風致に恵まれ,空は青く,周囲には木々の緑が散在し,南には金剛山,はるかには大阪湾や淡路島がながめられる南河内郡狭山町の丘に医学部,看護学校,病院が建っている。
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