学生研究
妊産婦と衣服に関する研究
岩寺 さよ子
1
,
植野 紀子
1
,
大家 照代
1
,
奥本 幸恵
1
1金沢大学医学部付属助産婦学校
pp.415-419
発行日 1976年7月25日
Published Date 1976/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205071
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1.はじめに
近年,種々の妊産褥婦の衣服が普及しているが,私たちが産科外来に実習に出て実際に妊婦さんたちに接する際,いろいろの問題が生じてくる。たとえば,外観が良くても着脱が不便なため診療の際時間がかかったり,必要な露出が十分なされなかったりといった例がしばしばある。そこで私たちは忙しい外来での診療におこってくるこれらの支障を少しでも少くし,より理想的な妊婦服を追求したく思い,その前提として妊婦さんはどういう点を考慮して服を選んでいるのかを調査,検討してみたのでここに述べる。
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