焦点 衣服と看護に関する研究
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衣服の目的と看護
森 美千代
1
,
庄司 幸恵
1
,
山中 史代
1
1大阪看護ゼミ
pp.81-88
発行日 1976年4月15日
Published Date 1976/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200450
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はじめに
衣・食・住は人間の生活の基調をなす3大要素であるといわれている。このうち食と住は,すべての動物に共通の要素であるが,衣は人間だけが社会生活を営むために必要としている点にその特徴がみられる。
入院患者の衣生活についてみると,看護上の世話としては,一般的には寝具や寝衣に関する事項が考えられる。寝具に関しては基準寝具の面から,最低週1回のリネン交換がなされているが,一方,寝衣に関しては患者および家族にその選択,管理などがゆだねられているのが現状であり,患者によって大きな差異がみられる。
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