研究・調査・報告
火傷を負った妊産婦を取り扱って
折尾 勝子
1
,
吉崎 敦子
1
,
篠原 みずえ
1
,
上村 米子
1
,
君付 龍子
1
,
柚木崎 裕子
1
1鹿児島大学医学部付属病院産科病棟
pp.353-356
発行日 1976年6月25日
Published Date 1976/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205051
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1.はじめに
私たちは,妊娠7か月で第Ⅱ度火傷のため,股間の開排制限などの機能障害をきたし,自然分娩が危ぶまれたにもかかわらず,無事自然分娩に成功した1事例の妊娠中の管理および分娩介助にあたり,検討を試みたのでその結果を報告する。
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