研究・調査・報告
破水の管理と看護について—前期破水で入院した場合のチェックポイント
豊田 淑恵
1
,
山田 久子
1
1北里大学病院産科病棟
pp.540-548
発行日 1975年10月25日
Published Date 1975/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204933
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1.はじめに
最近破水感にて来院する妊婦がふえているが,破水かどうか明確に判定できないことが時々ある。と同時に,妊娠28週前後に前期破水した場合,満期産まで妊娠継続させることができるようにするにはどうしたら良いのかを考えてみた。そこで,助産婦として羊水流出が疑われる場合,どのような検査をし,どのような処置,および,看護を行ない,安全に妊娠経過を送らせることが可能かどうかを検討することにした。
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