連載 私と読書
認識させられたしつけと民族性—しつけ・を読んで—
中村 ミエ子
1
1国立医療センター産科病棟
pp.58
発行日 1975年1月25日
Published Date 1975/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204809
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最近のようにマスコミが発達し,核家族化が進む中で,父親・母親は子供のしつけをどう考え,どう行なっているのだろうか。本書は,文化人類学者と社会心理学者の共著により,日本人の"しつけ"について日本民族学の従来の業績を踏まえたうえで,日本人の「しつけ方」「成長の仕方」から「国民性」にいたる問題を論じている。
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