産科並びに新生児病棟における看護管理に関する研究 分担課題
新生児を主体とした小児の看護管理に関する研究
森 まさ子
1
,
笠原 トキ子
2
1日本赤十字女子短期大学
2関東逓信病院
pp.53-59
発行日 1969年7月1日
Published Date 1969/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203780
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1.はじめに
最近,新生児の看護要員の定数がきめられたが,成熟児と未熟児とでは看護量も異なり,これを定めたところの根拠が不明確である.一般に新生児看護管理の重要性を認めていながら病院の機構の中では軽視される傾向が強い.そこで全国の総合病院,産院およびその他の病院に対して行なったアンケート調査の資料にもとづいて新生児の看護管理に関する実態を調査し,種々考察を行なった.調査対象となったのは総合病院508,産院62,その他の病院168の合計738病産院である.
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