助産婦必読書
乳幼児健康相談の実際—木下正一ほか 編/母性保健—林 路彰・山下 章
浦田 久
pp.57
発行日 1968年5月1日
Published Date 1968/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203568
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育児問題が再認識されている今日,本書が刊行されたことは,まことに時宜をえたものといえる.
本書は賛育会病院の小児科医が中心となり,これに皮膚科・整形外科・眼科・歯科の専門医がそれぞれの領域を分担し執筆されたものである.本書の内容を紹介すれば,まずはじめに乳幼児健康相談の必要性とあり方,育児指導の実際などについて述べ,ついで発育,成長,発達,栄養養護などの項目のもとに,乳幼児の生理的特異性および栄養指導,しつけと生活習慣,予防注射など日常保育指導,育児指導にあたって必要な数多くの問題を取り上げ,さらに皮膚・骨・関節・眼・歯の異常を記載し,それぞれに基礎的解説が補足されている.
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