新生児・乳児の対症看護シリーズ 新生児
異常の早期発見
鈴木 悦子
1
1神奈川県立母子保健センター
pp.25-29
発行日 1967年6月1日
Published Date 1967/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203411
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はじめに
新生児時期,特に出生後まもなく現われ,しかも私たちがたびたび遭遇するもので,異常と考えられる症状,例えば嘔吐,チアノーゼ,呼吸の異常,出血など,症状別に観察の要点とその看護について述べることにしたい.症状を重点的に観察することが,異常の早期発見に連なるものと考え,また看護についてはその症状に特異性をもつものを中心に記述し,省略した部分もあることを一言お断りする.
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