特集 未熟児室における助産婦の業務
聖母病院未熟児室—新生児室と未熟児室をいっしょに管理している場合
聖母病院未熟児室業務研究グループ
pp.17-20
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203125
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はじめに
母性ならびに乳幼児の健康増進をはかるため,いままで多方面においてその看護および指導に関する問題がとりあげられ討議されてきましたが,最近母子保健法案も通過し,一般社会人らもこの方面に目をむけてきました.私ども母子衛生業務にたずさわる者にとって,母性とともに新生児の管理の重要性をいっそう痛感しています.
当聖母病院はローマを本部とするマリアの宣教者フランシスコ修道会により,キリスト教布教を目的として1929年外国人修道女若干名の努力のもとに,極く小規模にはじめられ,以後時代の要求に従って逐次拡張され,1962年176床(新生児床を含まない)を有する総合病院として現在に至っております.創立当初よりオープンシステムとなっています.以下当院未熟児室の現状を紹介いたします.
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