研究
助産婦の実態とあり方
植久 サカエ
1
,
塩田 華野
1
,
峯 純子
1
,
大里 雅子
1
,
高橋 繁子
1
1東京大学医学部付属助産婦学校
pp.28-40
発行日 1964年7月1日
Published Date 1964/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202788
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Ⅰ.研究の目的
母子衛生への関心が高まりつつある今日,それに従事する助産婦の必要性も量・質ともにより深く認識されねばならないであろう.助産婦問題は緊急の課題として厚生省や他関係機関より提出され検討されつつある.また千葉や名古屋では臨時措置として,すでに准助産婦も養成されている事実もある.昨年は東大助産婦学校第7回生により「助産婦教育制度の問題点と今後のあり方」が研究されたが,教育制度の改善のみでは解決できないと考え,卒業後の職場の実状を知り,より働きやすい職場とするために,解決されなければならない点について研究し,職場における助産婦のとるべき態度を検討してみた.
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