読者の声
癈れゆく助産婦事業
一色 ヤエ子
pp.32-33
発行日 1960年7月1日
Published Date 1960/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201944
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3月号の志和さんの助産婦の実体を記して皆様の批判をとの言葉に刺激されてこんな悲観論を書いて見ることにした.
とかく女と言う者はおかしな者である.但し全部と言うのではないが,人の話は全部聞いて判断しない.半分だけ聞いてのこりの半分は自己判断で左か右か自分の勝手で相手等かまわないのである,そして自分が思つているだけでなく人に思つた通りを話す.婦人会等の集合の場でもこんなことに気づく.だから変な話になつて町にひろがつて人の心をみだすことがある.
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