講座
子宮収縮剤
藤井 吉助
1
1昭和医大
pp.10-15
発行日 1956年6月1日
Published Date 1956/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201063
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子宮収縮剤の目的
子宮収縮薬によつて子宮筋の収縮を誘発し,陣痛を起すことが出来る.陣痛を起して人工妊娠中絶の目的を達することが出来るし,予定日が過ぎて,分娩開始した方がよいと思うような時には分娩を開始させる事が出来る.
原発陣痛微弱でも続発陣痛微弱でも,子宮収縮薬をもつて,陣痛を強くすることが出来る.これによつて分娩を速くすることが出来るわけである.
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