口繪
骨盤計測法
藤井 久四郞
1
1東京医歯大
pp.2-4
発行日 1953年5月1日
Published Date 1953/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200337
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
妊婦を診察する場合には分娩の予後を判定する上に骨盤の大きさが何時でも問題になる。それには日常のやりかたで骨盤の大きさを推定する一定の計測法を行うことが必要である。
分娩が無事進行する条件としては娩出力,産道,胎児に異常のないことがあげられる。娩出力,胎児の大きさ及び胎位を正常としても産道が狹いときには分娩は困難か,または不可能になる。骨産道の広さの程度を知るために骨盤計測を行う。
Copyright © 1953, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.