今月の言葉 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    奉仕と報酬
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.9
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1953年2月1日
                  Published Date 1953/2/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200268
                
                - 有料閲覧
 
- 文献概要
 
助産婦の仕事は,他の利益本位の職業と異なり,己れをすてて妊産婦,乳幼兒のために奉仕することである。ここに私らの誇りもあり,又苦労の甲斐もあるといえる。この仕事の使命からみればもともと,医師,助産婦に対しては,自己の生活などを考慮せずに安心してその仕事に沒頭できるように,充分に生活が保証せられねばならない。しかし,現実はこのような理想とはおよそかけはなれ何ら他の職業と異るところがない。したがつて仕事の使命と,現実の生活保持との間に,いろいろと矛盾を生ずることになる。
しかも現在の助産婦報酬制度は甚だ旧いものではなかろうか。
Copyright © 1953, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

