口繪 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    手指の消毒法—病院の場合
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                伊藤 光雄
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                中井 かね
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1国立東京第一病院産婦人科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.2-8
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1953年2月1日
                  Published Date 1953/2/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200267
                
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目的:産褥感染予防のため
産褥感染いわゆる産褥熱は産褥合併症中最も多くみられまた最も危険なものであつて,化学療法の著しく進歩した今日でも,妊娠中毒症,出血についで妊産婦死亡原因の第3位を占めており,たとえ死を免がれても生涯にわたつて病苦を残すことも決して稀ではない,しかしその発病をみると既に性器内にあつた病菌が母体の抵抗力の減退に乗じて跳梁する場合もあるが多くは外部から性器内に輸入された病菌の活躍によるもので従つて産褥感染の予防には産科処置にさいしての無菌法の厳守が重要で特に手指の消毒は肝要である。

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